【登山レポート】くじゅう連山 冬の17サミッツ

2018年12月8-9日(土日)

くじゅう連山の1700m級の山々9座を歩こう!という17サミッツ。
これまで何度も登山ガイドで17サミッツの案内をしてきましたが、冬は初めてとなりました。

いつもは、暑さとの戦いで熱中症に注意しながら水分を最低3L持って歩き始めていましたが
冬は積雪がなければ歩きやすく、水分も2L程度で済みます。
問題なのが、日の入り時間です。九州では12月に入ると17時過ぎには暗くなります。
なので、9座全て1日でやるには相当なスピードが必要となります。

今回は1日目は7座、2日目は2座として、歩行速度も標準プラスアルファで歩きました。
スタートは大曲登山口(8:50)から。どうしても三俣山が独立して時間が掛かるので初めに踏破します。

当日の天候はガスのち晴れ。今季初の寒波が南下してきたので気温はマイナス3度。
西高東低の気圧配置で思い切り北風が吹き、稜線の風速は強いところで15m/s近くに。
凍結・積雪はなく、霜柱もしっかり凍っているので、登山道の状態は良好。

標高を上げていくと、樹氷がきれいです。
サクッと三俣山に行って、北千里経由で2座目の星生山へ。

星生崎も歩きやすくてホッとします。
ほどなく星生山に到着。寒いので休憩もほどほどに西千里に下ると、
日本百名山の久住山が目の前に!3座目です。
写真では伝わりにくいのですが、とにかくこの辺りの稜線は強風で顔が痛い。
久々に冬山の洗礼を受けた気分でした^^;

久住山の次は、双耳峰の天狗ヶ城(4座目)と中岳(5座目)へ。みなさんいいペースです。
中岳からは東千里へ下り、稲星山(6座目)、白口岳(7座目)と一気に7座を歩きました。
白口岳に到着したのは16:10。歩き初めて約7時間。次第に日が落ちてきました。
ここからの下りはガレが多くなるので、気を付けながら安全かつ円滑に下ります。

気温が低いままだったので、霜柱は解けずにドロドロを回避できました。
16:50に鉾立峠に下り、山荘まで30分。なんとかヘッドライトを使わずに山荘に到着しました。
1日で7座をクリア。明日は北大船山と大船山の2座。ゆっくり歩けそうです。

2日目は、8:00に山荘を出発。2時間半かけて大船山へ向かいます。
坊がつるから上はどんよりした雲に覆われて大船山が見えない状態でスタートです。
今日も樹氷が綺麗です。

5合目過ぎたあたりからガスを超えて青空が見えはじめました!絶景です。
1日目は寒さとの戦いだったので、2日目はご褒美的な登山に感じます^^;
昨日1座目に登った三俣山が見えます。

段原付近まで登ると、ガスも消えて坊がつるも見えてきました!

まずは、北大船山(8座目)へ登頂して、いよいよラストの大船山へ!
皆さん、達成感と安堵の表情で記念撮影をしたあと、御池の凍結が気になったのでちょっと寄り道することに。
ふむふむ。透明だけどしっかり凍ってます。恐る恐る乗ってみて冬山を体感!

くじゅう連山がうっすら雪化粧しているようです。
今年は暖冬と言われてますが、寒波は何度か南下してくると思いますので
その時をねらって、くじゅうの冬を楽しみたいですね。

ピックアップ記事

関連記事一覧

ROUTE11プロジェクトとは

阿蘇、くじゅう、由布院、別府をつなぎ、絶景を走る道、ROUTE11(やまなみハイウェイ)。国立公園でもあり雄大な自然に囲まれたこのエリアは、訪れるたびに心と体が軽やかになっていくのが実感できる場所。素朴で雄大な自然の中に身を置いて、風の音と鳥の声を聞きながら、気持ちが洗われていくのを感じる。そんな場所と時間を、イベント企画や登山ガイド、オリジナルグッズなどを通して、もっとたくさんの人に知って、感じてほしい。都会と自然の架け橋を目指す、地域活性化プロジェクトです。